タイトルの通りですが、キジハタ(アコウ)のランカーと出会う確率を上げるために私が意識していることを紹介していこうと思います。
私は釣行回数が決して多くはないので1回の釣行でどうやって結果を出していくかを考えながらキジハタを狙った結果、専門的に狙い始めて1年経たずに50UPのキジハタに出会うことができました。
運も必要な要素ではありますが、少しでも参考になる部分があればと思いますので紹介します。
時期
まず、ランカーを狙うなら初夏(7月)~秋(10月)にかけてがいいでしょう。
この時期は大型のキジハタも産卵のために浅瀬に接岸します。
そして産卵が可能になるのは30cm以上のアコウとなるので少なくとも30cm以上の個体が釣れる可能性が飛躍的に上がります。
産卵前には産卵に向けて餌をドカ喰いし、産卵後も回復のために餌を求めて高活性となります。
産卵前の初夏であれば元気な個体が多く小魚などのベイトでも平気で追いかけるので捕食しているベイト次第では巻きの釣りで狙える確率が上がります。
逆に産卵後は回復しきっていない個体が回復のために餌を食べるため、テキサスリグなどでスローな釣りを展開していくといいでしょう。
産卵後、しっかり回復した個体も水温が下がり始めるまでは浅瀬に残ることが多いので10月末ぐらいまでは大型に出会える確率は高いと思います。
ちなみに私が50UPを捕獲したのは9月下旬でした。
場所
波止
波止からであれば潮通しが良くて流れがあまり早くないところがいいと思います。
とびしまの水道筋は激流すぎるので水道筋から外れた場所で緩やかに流れている場所がいいでしょう。
その中でシモリが多く点在し、海藻など混じるポイントがあれば狙い目です。
ただし、足元で釣れるのは小型が多く、大型も釣れなくはないですが、基本的には大型は沖のシモリにつく傾向があるため、ロングキャストで狙うといいでしょう。
足元で大型が釣れても後が続かないので、単発になる可能性が高いです。
地磯
こちらも波止と同じで潮通しのよいポイントがいいです。
磯ではシモリに海藻が絡む場所、且つ少し湾のようになっているポイントを探してください。
水深はそんなに深くなくても大丈夫です。
大事なのは産卵に適した場所であるかどうかです。
少し湾になった場所がいいのは浅瀬にフィッシュイーターがベイトを追い込んでくるのでキジハタはベイトが追い込まれる場所の近くに産卵ポイントを作っていれば餌に困らないからです。
私が釣った50upのアコウは水深4mもない場所であり、青物がイワシを何度も追い込んでナブラが出る場所でした。
時間帯
時間帯は朝まずめ、夕まずめなどありますがキジハタには地合いというものがあるのでまずめ時の潮を見ていくといいでしょう。
瀬戸内であれば潮どまりが絡む時間帯や、下げの時間帯を狙うことが多いです。
日本海であれば潮はあまり関係ないと思っていて、朝まずめ(特に日の出前)がヒット率が高いと思います。
狙い方
ベイトが小魚の場合
まずはキジハタが何を捕食しているかを知る必要があります。
水面にベイトとなるたくさんの小魚がいれば、キジハタも小魚を捕食している可能性が高いです。
ベイトが小魚であればジグヘッドや、バサロなどの専用ルアーでのスイミングがベストです。
レンジをキープしながら巻いていき底から少しづつレンジを上げて攻めていくといいでしょう。
ベイトが甲殻類の場合
テキサスリグやジカリグでしっかりと底をとって狙いましょう。
誘い方はリフト&フォールが基本となります。
個人的な意見ですが大型は警戒心が強いためリフト時にあまりそこから羽あげさせないほうがいいと思います。
2,3回軽くしゃくってフォールから長めのステイで食わせの間を作ってください。
フォールから最低5秒は待ちましょう。
また、甲殻類を捕食していてもそれが蝦ではなく蟹だった場合、ずる引きが有効となります。
なぜなら蟹は底べったりで移動するからです。
ワタリガニなど泳げる種類もいますが、蟹の基本的な移動手段は歩きのため、ずる引きが有効となります。
何を捕食しているかわからないこともあると思いますが事前に釣具屋などで釣れているか&どうやって釣っているかの情報を仕入れてから釣行するといいでしょう。
ルアーサイズは?
3~3.5インチのワームが実績が高いです。
一番いいのはベイトと同じサイズのルアーを選択することですが上記のサイズを選んでいればまず間違いはないでしょう。
小さめの2インチでも釣れますが小さすぎると先にカサゴなどの外道が先にアタックしてくるので3インチ以上をお勧めします。
以上になりますが、少しでも参考になったでしょうか?
今後もランカーフィッシュについて思ったこと、実体験などがあれば追記していこうと思います。
ではでは!